展示中!大谷探検隊・吉川小一郎

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弊店から歩いて10分足らず。
堀川七条北上ルの西本願寺さまの通りを越えて真正面。龍谷大学・龍谷ミュージアムで現在、開催中なのが春季企画展『大谷探検隊・吉川小一郎』だ。概要は下記の通り。

【開催期間】4/19(土) ~ 6/22(日)
【開催場所】龍谷大学・龍谷ミュージアム
      600-8399 京都市下京区堀川通正面下ル
      ☎ 075-351-2500
【開館時間】10:00 ~ 17:00(5/2、5/23は~20:00)/ 休館は毎週月曜日(但し5/5は開館)

大谷探検隊は、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺さま)第22世・鏡如宗主(大谷光瑞師)が仏教の伝播経路を探るために組織されました。
1902年から1914年にかけ、中央アジアなどで3度の探検を実施。
シルクロード沿いで多くの貴重な文化財発見をし、仏教研究や考古学において重要な成果を挙げました。
特に敦煌の写経や楼蘭で発掘された文書などは、現在でも学術的価値が高いとされています。
今回の展示会では。第3次隊隊員・吉川小一郎氏が、探検地である中国や中央アジアから家族宛に送付した手紙、回顧音源などを中心に展示。
大谷探検隊の実像に迫ります。

【チベット仏教】河口慧海師の世界(DVD電子書籍)

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大谷探検隊だけでなく、仏教の根源を求めたチベットや中央アジアへの探訪は、江戸時代末期より幾度となく繰り返されています。
例えば右記の河口慧海(かわぐち えかい)氏は河口慧海(かわぐち えかい)師は、日本人で初めてチベットに足を踏み入れた人物として知られます。
1866年に大阪府堺市で生まれ、黄檗宗(禅宗の一種)で出家。
お経や声明が漢文で書かれていることに疑問を持ち、本来の仏教の真髄を求め、秘境チベットへ潜入。貴重な仏典や文化資料を日本にもたらしました。
チベット仏教は、インド仏教の流れを直接受け継ぎ、独自の発展を遂げたと云われています。
チベット仏教の仏教音楽、声明なども日本仏教とは異なる風情がございます。

(参考) 現地録音 チベットの仏教音楽(CD4枚組)

佛教に興味のある方、中央アジアやチベットの文化に興味のある方、いかがでしょうか?


龍谷ミュージアム/大谷探検隊

龍谷ミュージアム/大谷探検隊

龍谷ミュージアム/大谷探検隊02

龍谷ミュージアム/大谷探検隊02