仏教講座『禅を感じる -禅の修行と生活-』開催と達磨大師のお話

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 京都の花園大学構内にある『公益財団法人 禅文化研究所』さまが、本年も禅に関する夏期講座を開催されます。
『禅』に興味がある方、『禅』に限らず広く仏教全体に興味を持つ方々には特におすすめの講座かと存じます。

【講座名】禅を感じる -禅の修行と生活-
【 日時 】2026年9月12日(土) 13:00-17:00
【 場所 】臨済宗妙心寺派平林寺さま
     埼玉県新座市野火止3-1-1
【受講料】一般 10,000円(込) / 賛助会員 8,000円(込) / 学生 6,000円(込)
【  定員 】先着 100名(2026年9月4日まで募集/定員に達し次第締切)
【  講師 】松竹寛山先生, 政道徳門先生, 小川隆先生, 横田南嶺先生
 ★ カリキュラム詳細と申込方法は、本記事最下部の添付資料を参照してください。 

 禅文化研究所さまは、1964年に禅の思想や歴史、文化を総合的に研究し、出版や講演及び国際交流などを通じた禅文化普及を目的に設立された公益財団法人です。臨済宗黄檗宗連合各派合議所さまと深い繋がりを持っておられる団体です。

 日本における禅宗は、鎌倉時代初期に栄西禅師が伝えられた臨済宗、道元禅師が伝えられた曹洞宗、江戸時代初期に明の隠元禅師が伝えられた黄檗宗、が日本三大禅宗と称されます。日本の禅宗はすべて中国から渡ってきたものとなります。

 それでは中国の禅宗はどこから来たのか? 
 これはまぁ明確ではないのでしょうが、一般には約1500年前の伝説の僧・達磨大師に遡ると云います。そう、皆さんがよくご存じのだるまさんのモデルになったお寺さまです。
 中国における禅宗の始祖・達磨大師(ボーディダルマ)は、いまから約1500年前、5世紀後半から6世紀初頭に南インドから海路で中国に渡られたと云います。当時の中国は南北朝時代にあたり、達磨大師はまず仏教を篤く信仰していた南朝・梁の武帝に謁見されたそうです。このとき武帝は、
「私はこれまで多くの寺を建て、僧を養い、功徳を積んできた。その功徳はいかほどか?」と尋ねられたと云います。これに対し達磨大師は一言、
「無功徳(功徳などない)」と応えられたそうです。
 これは見返りを求める行為は真の悟りとは無縁であること、『禅』とは形式や成果に捉われず、心そのもの=心の本質を見つめる道であるというお答えであったようですが、武帝には達磨大師の思いはうまく伝わりませんでした。結局、大師は長江を渡り、北へ向かわれたと云います。
 その後、大師が辿り着いたのが現在の河南省鄭州市登封市、嵩山の少林寺でした。大師はここで『面壁九年』、洞窟の壁に向かって9年間もの座禅を続けられたそうです。これは『壁観(へきかん)』という瞑想修行で、ただ壁を見るのではなく、本来は『壁のように動じない澄んだ心で真理を観る』修行だそうです。ただこの修行の厳しさをより伝えるためでしょうか、いつしか修行の結果、達磨大師の両手両足が壊死してしたという伝承が拡がったようです。
 日本の『だるまさん』はこの伝承のせいで手足が描かれないという方もおられますが、達磨大師の座禅姿を描く際に次第に手足の描写が省略されたという説が有力のようです。いずれにしろ、私たちの胸には、決して布教をあきらめなかった達磨大師のように、困難にあってもあきらめず何度も立ち上がる『だるまさん』魂が受け継がれている気がします。

雑談は尽きませんが、秋は学びの季節と申します。
もしよろしければ、参加して見られるのもよろしいかと存じます(^^)

仏教講座『禅を感じる -禅の修行と生活-』開催と達磨大師のお話

仏教講座『禅を感じる』


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