2026年8月1日(土) 納涼茂山狂言祭 in 大阪・大槻能楽堂

2026年8月1日(土) 納涼茂山狂言祭 in 大阪・大槻能楽堂 各種イベント情報
納涼茂山狂言祭 in 大阪 2026

 大阪の人気能楽堂で、夏の暑さを吹き飛ばすイベントが開催されます。

納涼茂山狂言祭-2026-
【日時】2026年8月1日(土) 14:00開演(13:30開場)
【場所】大槻能楽堂 大阪市中央区上町A-7
【演目】トーク(私のリクエスト狂言)/ 蚊相撲 / 口真似 / 死神
【料金】6,500円(前売全席指定/税込)
    当日券は500円増 / 未就園児不可
【詳細】チケット取得の方法と地図はこちら

狂言の起源と現在

 狂言は、もともと中国(唐)の芸能だった『散楽』が起源と云われます。奈良時代に日本に伝わった頃にはアクロバットな曲芸や物真似、手妻(マジック)などの混じった大衆芸能だったようです。その後、朝廷の保護を失いますが、地域の神社や寺院にお抱えされることで独自の進化を遂げ、滑稽な物真似や言葉遊びを主体にした猿楽へと進化したようです。その後、室町時代には有名な観阿弥と世阿弥の親子が登場し、歌と踊りを主体とするシリアスな『能』と、台詞や物真似を主体とするコミカルな『狂言』に二分化。今の『能楽』の姿が完成したようです。
 能は正直なかなか難しく、特に子供さんにはつらいのですが、狂言はわかりやすくおもしろい。言葉はたぶんわかりにくいと思いますが、パントマイムのような部分もあるので、その動きや軽妙な仕草で十分、笑い声があふれます。NHKの『にほんごであそぼ』で流行った「ややこしや」のような印象的で子供が覚えて真似してしまうセリフも多く、そういう意味でも古典芸能に興味を持ってもらう入り口にもなっています。


納涼茂山狂言際の一番の魅力とは?

 この『納涼茂山狂言祭』では、例年、上演演目と配役をファンからのリクエストを参考に決めておられるそうです。毎年1月ごろにリクエストが締め切られるそうなので、当然今年は無理ですが、事前に配布されるチラシや能 狂言ホームページの案内を参考に、FAXや葉書、メールなどでリクエストをできるそうです。見事リクエストが採用された方には、『納涼茂山狂言祭』のペア招待券がもらえる場合もあるようなので、興味のある方は来年度にはぜひ参加してみられたら如何でしょうか?


今回上演の演目について

 それでは簡単に今回上演される3つの演目を紹介したいと思います。

蚊相撲
 まぁ、怪談と云えば怪談。奇怪で素っ頓狂なお話です。
 とある大名は新しく雇い入れた力自慢の男。大名はこの男と相撲を取るのですが、なんとこの男、実は蚊の精! なんとか大名の血をたらふく吸おうと企みます。相撲の途中、耳元で羽音はするわ、血を吸われて力は出ないわ・・・一敗地にまみれた大名は、男の正体が蚊の精と見破り、一計を案じるのですが…。
 蚊の精が見せる擬音や羽音の描写、独特な面をつけたコミカルな動きが見どころです。

口真似
 狂言らしいどたばたドタバタ会話劇。なんでも主人の真似をしてしまう太郎冠者の失敗談です。
 新築祝いに訪れた客をもてなそうとする主人ですが、太郎冠者が酒の進め方がわからないと言い出します。「私の言う通りに真似をしろ」と主人に言われて、素直なのかわざとなのか、太郎冠者は主人の言葉だけでなく、客への失礼な小言や怒った口調までそっくり真似してしまい・・・。
 言葉の行き違いが生むテンポのよい掛け合いと、主従のユーモラスな関係が笑いを誘う定番の人気演目です。

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死神
 三遊亭圓朝作の有名な落語『死神』を狂言にした茂山狂言会さん得意の演目です。3月に堺市で上演され、ブログにも記事を書いていますので、そちらもぜひご覧ください。
 貧乏のあまり自殺をしようとした男。見るに見かねた死神が金儲けの秘策を伝授します。わが意を得たとばかり、男が試してみると、これがあたりにあたり、男はガッポガッポの金もうけに成功します。とはいえ好事魔多し・・・やがて不運も重なり、再び金に窮した男は死神が「これだけはするな!」と固く戒めた禁じ手に手を出してしまいます・・・果たしてその結末は!?
 『死神』は落語ファンに人気の演目でもあり、まさに納涼!ってネタだと思います。


 狂言だけでなく、今年の夏はいろいろな催し物がありそうです。
 ぜひ充実した夏休みをお過ごしくださいね!


《チケットINFORMATION & MAP》

納涼茂山狂言祭 チケットINFORMATION

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