宇多田ヒカルが歌う『パッパパラダイス』のアナログレコードが発売になりました。
収録曲はA面に宇多田ヒカル・ソロバージョン、B面にfeat.甲本ヒロト バージョンの2曲。
もう1曲入れてくれたらと思わないでもないが、この2曲がなかなか絶品です。
同じ曲でもヴォーカルが変わると、けっこうイメージが変わるものだとしみじみ思います。
この『パッパパラダイス』は『ちびまる子ちゃん』のエンディング主題歌として制作されました。作詞作曲はもちろん宇多田ヒカルです。
私自身も含め人間はだれしも、もともと『MUST』ではなく『WANT』で生きていたと思います。でもいつしか、周りを見て、なんとなく歩調を合わす癖がついていきます。歩調が合っているうちはそれでもいいんですが、次第に違いが生まれてきます。正直、能力だけが原因ではないと思います。運不運、努力の方向性、タイミング、家庭の事情、性別、国籍、ありとあらゆる影響を受け、私たちの人生は異なる方向へと進んでいきます。
そのとき他人と歩調を合わせて歩んでいると、自分だけ取り残されたり、違う道に差し掛かっていたり、はたまた通行止めに出くわしたりして、不安になったり、浮かれてしまったり・・・それがさらに道を分けていきます。

PAPPAPARADISE feat. 甲本ヒロト
この『パッパパラダイス』の最初の言葉は、
好きなことをしてたい
愚か者でいいじゃない
けっこう新鮮なんですよね。よく小学校の教師に言われましたもん。
「どうしてみんなと同じにできないの」
「みんなと同じにしなきゃ、一人だけ除け者になりますよ」
思い出せば、当時は思ってたんですよ。
「なんでおかしいと思うこと、一緒にせなあかんねん」
ずっと忘れていました。
みんなで一緒じゃないと不安を感じていたのかもしれません。
featuring version で甲本さんの歌いだしの部分、
皆に好かれようとしないでいいんだよ
これ言ってくれる先生はいなかった。「自分の気持ちを相手に伝えられるようになろう」と言ってくれた先生は一人だけいたけど、伝わらないこともあるということを認めて、それでもいいんだと云ってくれる人はいなかったなぁ。
いい言葉ですよね。
他人なんて知らないって言葉じゃないんです。自分は自分なんだってことだと、今ならわかる。
なんで、こんな簡単なことに、この年になるまで気がつかないのか・・・アホですね。
宇多田さんが歌ってくれてます。
それがどうした?
次の楽しみがドアの向こうで待ってるよ
そうかぁ、そうだといいなぁ・・・この曲、私は大好きです。



