地域の自治連合会 -変化できづく年長者の知恵-

てんちょ-の時事放談 時事放談 -世間色々-
てんちょ-時事放談

 GW周辺になると急に増える地域の総会やイベント。
 通常はシャンシャン総会で解散ですが、時折、問題意識が強く、やる気に満ちた方がおられると、これが長くなるわけです。
 本来、彼らは『地域の宝』なのでしょうが、
「ええやん・・・そんな熱くならんといてぇな」と面倒くさく感じる自分も確かにいるのです。

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 先日巷で噂の快男子が私たちの委員会にも参加してこられました。噂では、どこでも熱く語られ、時間は推すは、議長は困るはで大変、と聞きます。
「やだなぁ・・・」と内心思いつつ、念入りに総会資料を作りましたが、なにせ気弱の小生です。顔見知りの年長者に出会うと、愚痴の一つや二つは出てしまいます。
 ただ今回発見したのが、年長者は伊達に年をくってないということ。

「まだまだ、もう少し時間がかかりそうですね」
 この人生の先輩の言葉には、正直二の句が継げませんでした。
「どうしようか困ってるんですよ。ワァーワァー言い出されたら、どうしようもないんで・・・」とぼやく小生に、「まだまだ時間がかかる」の一言。
その快男子をダメとは言わない、もちろん良いとも言わない。
ただ、時間がかかる、という。

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 考えてみりゃ仰る通りで、急ぐ理由もそれほどないのです。まだまだその年配者の世代が残っておられ。その次の世代がいて、私たちがいます。
今決着をつけなくても、『ゆるりと待てば、ときぐすり』、なのかもしれません。
 正直、意見を仰ることは皆歓迎しており、その表現や圧の強さが「面倒くさい」と感じるわけです。
「現実を知らない」という方もおられますが、意見と現実のギャップは知識不足。現状の認識不足が原因です。そんなものは私たちが説明するより、今後の経験の中でご自身で感じとられるでしょう。
 否定し、芽を摘み取り、意欲を失わせ、人材を失うより、ご自身でお考え戴く時間をつくる・・・会社勤めを長くされた方や、部下をたくさん育てられた方なら当たり前のことが、会社を早く辞めて、少人数でがんばってきた小生にはとても新鮮に思えました。

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 その後、開催した総会。
「まだまだ時間がかかる」と言葉をかけてくれた先輩がふらりとお越しくださいました。「あぁ、なにかあったときにと、顔を出してくださったんだ」と気づきました。
 加えて、かの快男子も活発に意見は言うものの、みんなで話し合おうという雰囲気を間違いなく醸し出されていました。
「予約が入ったので店の掃除してたのですが、隙を見つけて出席しました」と屈託のない笑顔で言われると、あぁいい総会だったんだな、と安心した次第です。
 確かに予定よりずいぶん時間をくってしまいましたが、あれはあれで成功だったのかもしれません。地域ボランティアも捨てたもんじゃないようです。


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