町内会解散・・・地域自治の現実・・・

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てんちょ-時事放談

唐突ですが、本日は地域の話を一つ。近頃、時折話に聴く町内会消滅の話。
弊店のある学区でも、先日遂に一つの町内会の解散が決定しました。
理由は下記の2点。

1.町内会長をだれもやりたがらない
2.若い方に加え、年配の方の町内会脱会が増加している。

当学区自治連合会内では初めての町内会解散ですが、京都市内では同様の理由で既に複数の町内会が解散をしており、連鎖反応が起きないか心配されています。


自治連合会とは?

多くの自治体では、公立小学校の通学区域を基本単位として自治連合会(自治会連合会・学区連合会)が編成されています。
地域自治の中核として、学区内の各町内会やさまざまな自治委員会を束ね、地域課題の共有と調整を行うことをその役割としています。
例えば、防災や防犯活動の統括、高齢者支援や地域行事の運営、地域の意見や要望を市区町村へ伝える行政との橋渡しがその役割です。


なぜ町内会の役員の成り手がいないのか

これは当然、面倒くさいからだと思います。
現代は共働きが普通です。昔と異なり、近所づきあいも希薄です。
よく知らない人との接触はけっこう疲れます。
LINEなどで情報共有できれば楽ですが、地域のことや仕来りをよくご存じの年配者はやはり回覧板が主流になります。
文書を書き、封筒を投函して回る。
こうなると、町内会費は払ってもいいけど・・・、となる人が多くなるのも致し方ありません。


町内会未加入でもデメリットはない⁉

京都市は月に2回、市民新聞を発行。配布は市政協力委員が行います。町内会長が同委員を兼務していることも多いですが、スマホで市民新聞を読むこともできますし、なくても大勢に影響はないでしょう。
近頃は家族葬が一般的ですので、冠婚葬祭の連絡もあまり無くなりました。
神輿や学区運動会、京都なら地蔵盆などの地域行事も、若い方はむしろ行きたくないのではないでしょうか。正直、困ることはない気がします。


町内会&自治連合会は消滅してもいいのか?

消滅してもいい、というより、このままでは遠からず運営できなくなると思います。
上記のように町内会未加入でもあまりデメリットはないと思いますが、実は周辺のおうちにはデメリットが生じがちです。
町内会未加入の家もゴミは出しますし、騒音やトラブルもないとは言えません。収集日以前にゴミ出しされたり、カラスに荒らされたりするとすると、町内会にクレームが入りますが、この対応は町内会長さんや町内会の有志が対応しています。
「あいつらなにもしてへんやんけ・・・」というひがみも出てきます。

本来は自治連合会そのものが対応策を立て、変化すべきでしょうが、昭和から続くシステムの変更は話合いではなかなか前に進まないでしょう。区役所などで音頭を取り、新しい地域自治を提示するなり、再編成していただければ・・・と期待する今日この頃です。


続きの記事『町内会解散・・・新しいルール作り』はこちらへ

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