男性の皆さん!今年は無事、チョコレートをゲットされましたでしょうか?
聞くところにょると当世はチョコレートもバカ高いご様子。
義理チョコはやんぺ! 自分へのご褒美チョコ! など新文化も定着しつつあるようです。
そんな日本のチョコレート事情ではありますが、チョコ好きのあなたにぜひ見てもらいたい映画がコレ。
巡る、カカオ -CACAO y los Japanese-
神のフルーツに魅せられた日本人 詳細/ご注文
カカオ栽培の条件は非常に厳しく、年間を通じた高温(20~30度)、高湿度、直射日光を避ける森林の木陰があること、と云われます。これを満たす地域は赤道周辺の一部に偏っており、中でもコートジボワールとガーナの西アフリカだけで世界生産の約4〜5割 を占める年もあるそうです。
映画『巡る、カカオ』はこの西アフリカで、安定的なカカオ栽培に取り組む二人の女性の物語を中心に構成されています。
ガーナもコートジボワールも、カカオ栽培の始まりは、19世紀後半から20世紀初めの植民地事業に遡ります。ガーナはイギリス、コートジボワールはフランスの植民地でした。当時の征服者にとって、現地人は安月給で使用できる、下手したら月給さえ必要としない労働力でした。カカオ栽培はそのような植民地プランテーションとして発展したのです。ですから現代においても労働環境は最悪で、児童労働も当たり前。品種改良などあまり考えられていませんでした。
『巡る、カカオ』では、二人の日本人女性が、この労働環境問題と品質向上に、現地の人々と共に真摯に向き合い、安定的なビジネスモデル構築に奮闘する姿が綴られます。お二人以外にも複数の日本人が登場しますが、彼らの貢献もあって、気軽にチョコを食べれる今があると思うと、チョコレート一粒の価値はより一層重く感じられるかもしれません(^^;
ご存知の方も多いでしょうが、2月14日=聖バレンタインデーにチョコを贈る風習は日本独自のものです。キリスト教国を中心に『愛を伝える日』として認識はされているようですが、女性から男性へ、愛の告白をこめて、というのも必ずしも一致していないようです。
例えば欧米では、2月14日は恋人や配偶者にカードや花、ギフトを贈るのが一般的。チョコレートは選択肢の一つに過ぎません。中国では男性から女性へ。さらによくあるプレゼントは花束で、チョコレートはそれもあり、とおまけのような扱い。義理チョコ、友チョコはありません。
日本の『バレンタインデー=チョコレート』という風習は、もともと1950年代後半にメリーチョコレートや森永製菓などが『女性が告白する日』として広告展開したことがきっかけだそうです。その後1980年代に入り女性の社会進出が始まると、義理チョコ、友チョコ、自分チョコ、とブームが細分化。中高時代の私のようなチョコレートもらえない難民を生み出すことになったのです!!!

カカオ豆
2026年、チョコレートは最大20%の値上げ、ステルス値上げも多数見られる状況です。
この主因は原料であるカカオの不足。世界的にチョコレート需要が増加する一方、カカオの生産量はむしろ減少しており、需給バランスが崩壊していると云われます。
現在のカカオの主要産地であるガーナやコートジボワールでは、異常高温、干ばつ、豪雨、洪水などの異常気象に加え、病害虫の大量発生、黒斑病の蔓延などでまるごと壊滅する農園も出現。
2024年から2026年にかけて、カカオ価格は約4倍に達し、『カカオショック』と呼ばれているそうです。



