令和のシティポップ? 三浦透子

聴いてオススメ・ミュージック NOW MUSIC!-聴いてみて-
Now Music -オススメ-

 近年、日本のシティポップが世界的に再評価されています。弊店でも欧米来日客と若い中国人観光客を中心に、山下達郎さんや竹内まりやのCDがよく売れています。ブームのきっかけは、韓国人DJのステージとも、YouTubeやSNSによる偶然の発見とも云われますが、必ずしも一つには絞れないようです。
 いずれにしろ、定着したのは下記の音楽的要素が理由のようです。

1.言語を超えて“雰囲気で聴ける音楽と認知されたこと。
2.AOR、ソウル、ファンク、ディスコの要素が心地よく、今のポップスとも親和性が高かったこと。
3.一方でエレクトリック・ピアノやシンセサイザー、ベースなどの80年代サウンドが『新鮮なレトロ』だったこと。

アニメ映画『天気の子』主題歌集 -Complete Version-/ RADWIMPS(CD)

『天気の子』主題歌集

 ただこのムーブメントが新たな潮流に繋がるには、令和のアーティストたちが新しいシティポップを生み出してくれる必要があるようです。Vaundy、Lucky Tapes、藤井風などがよく例に挙げられますが、本日紹介したい歌手は
↓↓↓
三浦透子
アルバム『点描 / 三浦透子』   注文

アニメ『天気の子』主題歌集    注文

三浦透子 カヴァーソング集    注文


オススメCD

オススメCD

 三浦透子さんはもともと子役として芸能生活をスタートし、女優としても歌手としても活躍するアーティストです。アニメ映画の金字塔『天気の子』で主題歌『祝祭』『グランドエスケープ』を歌った人と云うとわかりやすいかもしれません。
 彼女に『令和のシティポップ』の牽引役を期待するのは実にその声質と持っている空気感にあります。シティポップは『余白を大切にする』音楽だと云われます。面白い小説は行間に読者を物語に引き込む仕掛けが隠れている、という人がいます。言葉にしない余白の部分、間や漂う空気感で、言葉にならない強い思いや心の揺らぎの伝える。三浦透子の真っ直ぐで、澄んだ透明感あるヴォーカルは、余分な感情が乗らない分、一直線に心に届く。余分な感情はないがけっして冷たくはない。彼女が歌ことで、丁度いい距離感が、生まれると云えるかもしれません。

三浦透子 Cover Songs -かくしてわたしは、透明からはじめることにした-(CD)

三浦透子 Cover Songs

 『天気の子』の音楽制作を担当したRADWIMPSの野田洋次郎さんは、三浦さんの歌声について次のように語られています
「三浦さんの声は発せられた瞬間に、どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力を持っていました。まだ何にも染まっていない荒削りながらもまっすぐなあの歌声で今回『天気の子』の楽曲を歌ってもらえたことは、この映画にとって幸福なことだったと思います」


 近年はどちらかと云えば、女優業をがんばっている三浦さんですが、近い将来、『ヴォーカリスト・三浦透子』の復活も期待したいところです。



タイトルとURLをコピーしました