面白いフォークソング・アルバムを販売し始めたので、紹介します。
・あの人の手紙(かぐや姫)
・神田川(かぐや姫)
・時にまかせて(かねのぶさちこ)
・精霊流し(グレープ)
・縁切寺(グレープ)
・青年は荒野をめざす(ザ・フォーク・クルセダーズ)
・戦争は知らない(ザ・フォーク・クルセダーズ / LIVE)
・悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)
・若者たち~空にまた陽が昇るとき~(ザ・ブロードサイド・フォー)
・花はどこへ行った(ザ・リガニーズ)
・防人の詩(さだまさし)
・戦争を知らない子供たち(ジローズ)
・橋(ソルティ・シュガー)
・古いお寺にただひとり(チェリッシュ)
・なのにあなたは京都へゆくの(チェリッシュ)
・白いギター(チェリッシュ)
・心の旅(チューリップ)
・サボテンの花(チューリップ)
・教訓2(なぎらけんいち)
・風(はしだのりひことシューベルツ)
・12月の雨の日(はっぴいえんど / LIVE)
・「いちご白書」をもう一度(バンバン)
・白いブランコ(ビリー・バンバン)
・希望(フォーセインツ)
・東京(マイ・ベース)
・カレーライス(遠藤賢司 / LIVE)
・自由への長い旅(岡林信康 / LIVE)
・私たちの望むものは(岡林信康 / LIVE)
・チューリップのアップリケ(岡林信康)
・もずが枯木で(岡林信康)
・友よ(岡林信康, 高石友也ほか)
・ゼニの効用力について(加川良 / LIVE)
・教訓1(加川良 / LIVE)
・この空を飛べたら(加藤登紀子)
・ひとり寝の子守唄(加藤登紀子)
・坊や大きくならないで(加藤登紀子)
・思えば遠くにきたもんだ(海援隊)
・サルビアの花(岩渕リリ)
・人間なんて(吉田拓郎 / LIVE)
・これがボクらの道なのか(五つの赤い風船 / LIVE)
・血まみれの鳩(五つの赤い風船)
・もしもボクの背中に羽根が生えていたら(五つの赤い風船)
・遠い世界に(五つの赤い風船)
・まぼろしのつばさと共に(五つの赤い風船)
・君と歩いた青春(五つの赤い風船)
・空に星があるように(荒木一郎)
・時代は変わる(高石友也 / LIVE)
・受験生ブルース(高石友也)
・明日なき世界(高石友也)
・死んだ男の残したものは(高石友也)
・We shall Over Come(高石友也 / LIVE)
・自転車にのって(高田渡 / LIVE)・値上げ(高田渡 / LIVE)
・生活の柄(高田渡 / LIVE)
・斧を持て石を打つがごとく(斎藤哲夫 / LIVE)
・季節の中で(松山千春)
・時のいたずら(松山千春)
・出発の歌 -失われた時を求めて-(上條恒彦と六文銭)
・フランシーヌの場合(新谷のり子)
・さとうきび畑(森山良子 / 1969 ver.)
・愛する人に歌わせないで(森山良子)
・イムジン河(杉田二郎)
・翼をください(赤い鳥)
・美しい星(赤い鳥)
・竹田の子守唄(赤い鳥 / Album ver.)
・春夏秋冬(泉谷しげる)
・あなたの心に(中山千夏)
・自由への旅路(町田義人)
・目覚めた時には晴れていた(伝書鳩)
・いにしえ(日暮し)
・もしも(武蔵野タンポポ団 / LIVE)
・一人の手(本田路津子)
・生きてるって言ってみろ(友川かずき)
なにを面白がってるかって?
上記の収録曲、見ていて気付いたこともいると思うのですが、時期や地域が結構広範囲なんです。
それに歌手や曲も有名曲、有名歌手に限らず、けっこう幅広い層に散っている。
これはけっこう面白いです。
もともと、『フォーク』という音楽ジャンルには2つの意味があると云われます。
一つは『民謡』。特定地域で昔から歌い継がれてきた作者不詳の『民謡』や『民俗音楽』を指します。
ただ現在の日本で一般的なのは二つ目。1950年代~1960年代にアメリカで流行し、1960年代後半から1970年代に日本を席巻したモダン・フォークになります。アメリカでは、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ウディ・ガスリー等が一般的でしょうか。アコースティック楽器、主にギターでの弾き語りが多く、現代社会へのメッセージや個人的感情を、自分の言葉で歌い上げます。提供曲を歌う歌手もいましたが、比較的、自作の詞と曲で歌う人が多く、『シンガーソングライター』スタイルの原点にもなりました。
日本では、初期はアメリカの影響が強い反戦、反体制の歌が京都など関西フォークとして発展しました。『フォークの神さま』と呼ばれた岡林信康や高田渡、五つの赤い風船などがよく知られています。
その後、1970年代にはいると、次第に社会運動が収束し、政治色の強い歌は影を潜めました。フォークソングは都会での孤独、恋愛、失恋、故郷への思いなど、個人の内面的な感情や日常風景を叙情的に描く叙情派フォークが主流になります。かぐや姫や風、猫などの四畳半フォーク、吉田拓郎、村下孝蔵らの広島フォーク、福岡のライブハウス『照和』から発信された福岡フォークがこの叙情派フォークを牽引したと云われます。
この叙情派フォーク世代はもともと優れたメロディー・センスを持っていたことに加え、都会へのあこがれに満ちていました。既存の枠に拘らずポップスやロックの要素を貪欲に取り入れ、さまざまな楽器にも挑戦しました。広島では先述の二人以外にも浜田省吾、原田真二らが、福岡に至っては井上陽水、チューリップ、甲斐バンド、長渕剛 などが頭角を現します。
やがてこの流れに荒井由実や松山千春、中島みゆき、アリス等が加わり、より洗練されたサウンドが魅力のニューミュージックへ移行。1970年代後半には山下達郎や竹内まりや、大滝詠一などのシティポップへと主流が移り変わっていきます。

この変遷は決してフォークソング → ニューミュージック → シティポップの順に進化したという意味ではありません。『進化』ではなく、ただ『変遷』しただけです。
どの曲が時代に受け入れられるかは世間次第、今のあなたにどの曲がフィットするかはあなた次第です。
どれが好きか⁉ そんなもんカラスの勝手でしょ・・・って奴です(古いか???)。
弊店としては、お客さまが、今のお客さまにあった曲に出会う手助けができれば、うれしい限りです。




