新年会の場所は南禅寺近くの料理屋旅館・八千代さん。

湯豆腐
京都地下鉄東西線で蹴上でおりて、琵琶湖疏水のインクラインの下をくぐる歩行者用トンネル『ねじりまんぽ』を超えて、金地院さまの門をくぐれば、割と近いです。
食事内容は、湯豆腐とお弁当。お弁当はけっこういろいろ種類が入っていました。
出汁巻、小魚の佃煮、小芋のたいたん、赤こんにゃく・・・黒い器なので、おせちを意識されてるのかもしれません。

新年会お弁当
豆腐は朝の出来立て、当然手作りを、昆布だしで煮あげ、濃口湯豆腐だれで戴きます。
本日の京都は無茶苦茶に冷え込んだので、身体中に染みわたります。ウマイ!
お豆腐さんがプカプカ浮きだしたら、素早く食うのがいい気がしました。
時間がたつと、火を止めても固くなっちまいます。
ご一緒させて戴いたレコード商組合、メーカーの皆さま、CDショップOBの先輩方。
おかげでほんま、楽しいひとときでした。
ありがとうございました。
いくつかご紹介させて戴きます。
映画
先ずお薦めしたいのは『高野豆腐店の春』。
藤竜也演じるガンコで一本気な豆腐屋のおじいさんと、麻生久美子演じる出戻り娘の日常を、サラリと描いた、でもどこか心がホッコリあたたかくなって、ここちよい春風を感じるような作品です。商品ページに粗筋など書いているので、よければ商品ページをみてもらえれば、うれしいです。
二つ目は『京都太秦物語』。
まぁこの作品は豆腐はメインの役割じゃないんですが、太秦映画村や国宝・弥勒菩薩像で知られる広隆寺などがある太秦の町の風景が楽しめる手作り感あふれる映画です。山田洋次監督が当時指導していた立命館大学映像学部の学生と共に制作されました。レトロで昔ながらの風情を残す大映通り商店街での仄かな恋の駆け引きを綴っています。
歌
歌なら、やはり吉幾三の『TOFU』です。
『俺ら東京さ行ぐだ』『俺はぜったい!プレスリー』などと系譜を等しくするコミック・ソングですが、豆腐愛に溢れた一曲です。もともと2004年に『みんなのうた』で放送された作品で、リズミカルで中毒性あるメロディにのせて、豆腐の種類や食べ方を歌い継いでいきます。
歌手としての吉さんの凄味はこんなコミックソングでもマジで迫力満点で歌い上げることです。コミソンをバカにしない、これはすごく大切だと思います。
近頃は喜劇やコント、お笑いでも自分自身がふざけて、遊び半分のように演じる方もおられます。けれど松竹新喜劇の藤山寛美さんや喜劇役者の三木のり平さんのように、芸人や俳優は本気で取り組んでもらいたいものです。本気の舞台だから、観客も楽しめます。演じるものがふざけてたら、これはやはり素人レベルと思うのは私だけでしょうか?
とにかく、吉さんの『TOFU』は愉快で楽しい1曲です。
落語
落語からも2演目ご紹介。
今では無くなりましたが、私が学生の頃までは貧乏学生応援の飲食店が時折ありました。皿洗い1時間で食い放題の『王将』や、ご飯は無料、卓上の塩と醤油だけは使い放題の食堂、などが存在しました。
世知辛い世の中で今はもうないと思いますが、この『徂徠豆腐』もそんな古き良き日本を伝える噺かもしれません。
もう一つは三遊亭白鳥の『豆腐屋ジョニー』。後に『スーパー恋物語・マーガレット&ジョニー』として完成するのだが、初演時の演目名はこれでした。人気スーパー・サミット、夜中の店内で人知れず繰り広げられる豆腐一家とチーズ・ファミリーの売場争い。人知れず慕い合う豆腐一家若頭・ジョニーと、チーズ・ファミリー令嬢のマーガレット。
二人の恋がサミットの夜を彩るとき、サミットの冷蔵売場が惨状と化す・・・あぁ二人の愛は何処へ・・・。
料理DVD
豆腐は健康に良いだけでなく、値段も手ごろ。
庶民の生活にはなくてはならない食材です。加えて『お揚げ』『厚揚げ』『がんもどき』『おから』『豆乳』などちょっとした工夫で、味も、食感も、使うポイントも変わる、例を見ない応用性を誇ります。その分、料理で用いられる範囲も広いです。
料理DVDセット『NHK きょうの料理 -家庭料理の決定版100選』にも数多くの調理法が紹介されています。



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