Mrs. GREEN APPLE レコード『10』発売!

【LP盤】10 -ベスト- / Mrs. GREEN APPLE NOW MUSIC!-聴いてみて-
【LP盤】10 -ベスト- / Mrs. GREEN APPLE

この夏、『Mrs. GREEN APPLE』のデビュー10周年を記念して発売されたベストアルバム『10』がアナログレコードで発売されました。
重量盤2枚組/33RPM。ズシリとくる存在感です。

【LP盤】10 -ベスト- / Mrs. GREEN APPLE(アナログレコード2枚組)

【LP盤】10 -ベスト- / Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE レコード『10』

ほぼ40年以上前、CDの出現でアナログレコードは過去の遺物として世間から忘れ去られました。
クラブなどでスクラッチで使われる程度で、後は非常に限られた愛好者の間で細々と命脈を保ってきたのです。
それが近年、レトロブームと、新しい=若い人が抱く新しい価値観との共鳴により、復活をしてきました。


アナログレコードは、音像に『物理的な温かみ』と『空気感』があると云われます。
音の波形をそのまま『溝』に刻み、それを針で読み取っていく。
データとして再生するCDやストリーミングとは異なる音の再現方法が、バンド演奏の生々しさ、力強さ、温度感、をよりくっきりと表現してくれます。
中低音をしっかりした丸みのある『あたたかい』音質で再現すること。
デジタル化の過程で捨て去られる微細な音情報も丸ごと溝に記録していること。
プチプチ音など特有のサーフェスノイズが、空間に音全体が沁み込んでいくような自然な残響感を与え、ライヴの如き空気感を生み出すこと。
Mrs. GREEN APPLEのサウンドの魅力である音の多様性を、CDとは異なるアプローチで届けてくれます。
ロック、ポップ、エレクトロニック などさまざまなジャンルを融合し、多彩な形でアウトプットする『Mrs. GREEN APPLE』。
その魅力を如何に記録し再現するか、その模索にこそ『10』アナログレコード発売の意義があります。


もう一点、忘れたくないのは、レコードがきっかけとなる、時間の装いの変化です。
これは私たちとレコードの共同作業と言ってもよいのかもしれません。

レコードは手間のかかるものです。
レコードのお世話をするタモリさんに宮沢りえさんが語り掛けるTV-CMがありますが、溝に埃が溜らないようスプレーをして、クロスで拭き取り、乾燥させ、静電気を取る。
プレーヤーやスピーカー、針などの再生環境で、大きく音質が左右されるレコードには、日常ケアもかかせません。
この『日々のお世話』と、レコードをターンテーブルに置き針を落とす行為、さらには『面替え=A面/B面をひっくり返す』・・・
このようなちょっとした手間の積み重ねが、『アルバム1枚を通して聴く』時間を、あなただけの貴重なひとときに変えていってくれます。


今流行りのタイパ(タイムパフォーマンス)とは対極のようでもありますが、限られた時間を、自分と自分の大切な人の為に、より有効に、より効果的に、より楽しく使う、そのタイパ本来の精神とは十分に連動すると思います。
『音楽を聴くひととき』をより豊かで、感動的で、印象に残るよう演出するか、その成否はあなたとレコードにかかっています。

・・・なんて・・・語れば、きりがない、という奴です。
もしよかったら『Mrs. GREEN APPLE』のアナログ『10』、ぜひ聴いてみてください。いいもんだと思います。

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