アメリカ産カルローズ米を食べてみた

古古米、古古古米だっておいしく食べれる! 健康と食事
古古米だっておいしい!

新米が出始めてから、備蓄米や3,000円台前半のコメが突如、消えた気がする。
高価格で契約した新米や、備蓄米放出で売れ残った2024年度収穫米を売るための工作に思えてしまうのは、私だけだろうか?
私の勉強不足の可能性もあるが、どうにも気持ちが悪い。

アメリカ産カリフォルニア米『カルローズ』

カリフォルニア米『カルローズ』

そこで思い切って、アメリカ産のコメ『カルローズ(Caleose Rice)』を食べてみることにした。
カルローズはアメリカ産中粒種米。日本のコメより少し細長い。
もともと1940年代後半からアメリカ農務省などで育種研究で使われていた『rose系』コメの実用品種で、カリフォルニアの“Cal”と系統の“rose”から『Calrose』と名付けられたらしい。
食べてみると、個人差はあるだろうが、不味いとは思わない。
ただ何となく物足りなさを正直感じた。
白ごはんで『ガツガツ食らう』・・・そんな感じではなさそうだ。
調べてみると、日本の品種に比べ、あっさりと軽めの風味で、甘みや旨味に欠けるという食ルポが見つかった。
まぁ、そうかもしれない。
ただまぁ、恥ずかしながら常時、そんな高価な米を食べているわけでもない私だから、アメリカ産ということで、評価が辛口になっている可能性もある。
機会だから備蓄米もカルローズも、インディカ米もいろいろ試してみればいいかな、と思っている。

料理的には、やはり白ご飯で食べるなら、日本人には日本のコメの方が評価が高いようだ。
小麦粉を主原料とするパンやパスタが主食のアメリカでは、コメは野菜の一種だと聞いたことがある。
アメリカでコメを食べる場合は、ピラフやライスサラダ、リゾットのように、調理してから食べることが多いそうだ。
日本のコメに比べ、水分を吸い過ぎず、食感がくっきりしているので、丼やカレーライスなどにも向いているらしい。
カリフォルニアと云えば『カリフォルニア巻き』が有名だが、甘酢との相性も良いので寿司米にも悪くないという。
妻は、今度タコライスにしてみようと計画を練っていた(^^)

まぁ、これは備蓄米も同じだが口に合わない方もそれなりにおられるだろう。
ただ、私自身としてはいろいろ工夫して、日本のコメの親戚ぐらいの眼で食べてみたいと思う。
『同じ』と思えば腹が立つが、はじめから『違う』と思えば、笑って受け入れられることも多い。
まぁ聖書にもある。

何を食べようか、何を着ようか、と思い煩うな。
命は食べ物にまさり、体は衣服にまさるではないか。

そういうことなんだろう・・・。