12万体の仏像を彫り遺し、5400体以上の『円空仏』が確認されています。
その没後330年を記念し開催されている『円空展 -330年の祈り-』ですが、最終日10月6日(月)まであと僅かとなっています。
詳細は下記の通り。
↓
【 名称 】円空展 -330年の祈り-
【 期間 】2025年8/30(土) ~ 10/6(月) 10:00 – 19:00(期間中無休)
【 場所 】美術館「えき」KYOTO(JR京都伊勢丹7階隣接)
【入館料】一般 1,200円 高/大学生 1,000円 小/中学生 500円
【主要展示仏 例】
▷ 十二神将(1673/正覚寺蔵)
▷ 十一面観音菩薩(1689/太平観音寺蔵)
▷ 護法神(1674/長間薬師寺蔵)
▷ 観音菩薩像(1686/個人蔵)
▷ 青面金剛神(1684/永昌寺蔵)
▷ 不動三尊(1676/長養寺蔵) など
【 期間 】2025年8/30(土) ~ 10/6(月) 10:00 – 19:00(期間中無休)
【 場所 】美術館「えき」KYOTO(JR京都伊勢丹7階隣接)
【入館料】一般 1,200円 高/大学生 1,000円 小/中学生 500円
【主要展示仏 例】
▷ 十二神将(1673/正覚寺蔵)
▷ 十一面観音菩薩(1689/太平観音寺蔵)
▷ 護法神(1674/長間薬師寺蔵)
▷ 観音菩薩像(1686/個人蔵)
▷ 青面金剛神(1684/永昌寺蔵)
▷ 不動三尊(1676/長養寺蔵) など

円空の仏像『円空仏』は、ノミ1本で彫り上げる粗削りな技法で知られます。
杉や松など身近な木材を用い、木目や削り後、木の割れ目さえもそのまま活かします。
仏像を制作するというより、木の中から仏像を削り出す、彫り起こす、という印象です。
三十三間堂や興福寺、東大寺、弥勒寺、六波羅蜜寺など近畿の名だたる寺院の仏像とは、明らかに異なる素朴な仏像ばかりです。
『円空仏の微笑』と評される優しいほほえみ、激しい怒り、ユーモラスな顔つき・・・
彩色もせぬことで反って、木の持つ生命力まんまが乗り移ったかのような仏像たちが生まれました。
円空は報酬の為ではなく、自らの修行と、他者への布施として仏を彫り続けたのです。
それはまさに『祈り』だったのかもしれません。
ぜひあなたも、『円空仏の実際』を一度でも体験いただければと思います。

円空展-木彫り仏像の世界-

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