本日9月11日はアメリカ同時多発テロが起きた日です。
アメリカン航空11便がニューヨークの世界貿易センター北棟に突入。
続いて午前9時3分にユナイテッド航空175便が同センター南棟に、
午前9時37分にアメリカン航空77便がアメリカ国防総省ペンタゴンに突入しました。
世界貿易センターの南棟と北棟はそれぞれ崩壊し、マンハッタンは瓦礫と粉塵に覆われました。
グラウンド・ゼロは、今では『追悼と再生の象徴』となっています。

あの日、私は『京都歌謡大賞』というイベントに参加していました。
長年、近畿のCDショップで共催していたカラオケ大会『関西演歌大賞』が事情で開催できなくなり、カラオケ熱を消さない為に、弊店も所属する京都府レコード商協同組合の独自イベントを開催したのです。
今はほとんど閉店されましたが、演歌や歌謡曲の強豪店に引っ張って戴き、大成功だったことを覚えています。
ここちよい疲労と共に自宅に戻り、テレビをつけると、なんだか煙が出ている巨大なビルが映ります。
怪獣映画???
『タワーリング・インフェルノ』みたいなパニック映画???
と思ったのですが、とにかく音がありません。
一切のBGMもなく、悲鳴もない。
なんや、これ???
とは思うもののどうしても目が離せず、チャンネルも回せず。
次第に気づいたのです。
えっ!!現実!!!
リアルタイム!?!?
その後、テレビの向こうでビルが倒壊し、多くの人命が失われます。
その中には人々を救いに来た消防士やレスキューの方もおられました。
この事件の後、本土攻撃に激怒したアメリカは、テロの首謀者とされたアルカイダと、彼らを匿うアフガニスタンのタリバン政権への軍事行動を開始。
NATO加盟国もこれに追随。
『疑わしきは罰する』『危険を取り除く先制攻撃』が正当化されるようになり、アメリカのイラク侵攻にも繋がりました。
イラクのフセイン政権崩壊は中東のパワーバランスに異変をもたらし、イスラム過激派が台頭。
後のイスラム国誕生の基にもなりました。
今なお続く中央アジアから中東に広がる混沌の原因は、この日のニューヨークの悲劇に強く影響されています。
2001年9月11日に失われた命と、それ以降に失われたより多くの命と幸せ。
人間はいつまでこの蒙昧な歩みを続けるのでしょうか・・・。
石森章太郎の傑作漫画『サイボーグ009』。
その最終回(地下帝国ヨミ編)で、武器商人ブラックゴーストの首領は、009こと島村ジョーにこう言い放ちます。
ブラックゴーストは、人間の心が生み出したものだ。
人間が争いを望む限り、我々は何度でも蘇る。
悪を生むのも、戦争を生むのも、私たち自身なんだということ、
今日ぐらいは実感したいと思います。








