今回は珍しく、新刊商品のご紹介。
予約斡旋をさせて戴きたいと思います。
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写真で語る京都市の100年
540枚を超える写真で、京都市の大正時代から今日までの100年を振り返る冊子が、2025年12月中旬に発売されることになります。
5000部限定ということなので、今からご予約受付中です。
11月15日までに予約いただいた方は送料サービスになりますので、興味のある方は早めのご予約をお願いします。
お気づきの方も多いでしょうが、実は『京都』、伝統の町と云われますが、新しいもの好きで飽きやすい地域でもあります。
とかく直ぐに珍しいものに飛びつく。

パンや珈琲の消費量が日本有数であることは有名です。

仏教の町と思われがちですがキリスト教系の学校もけっこう多いです。
同志社、洛星、平安女学院、ノートルダム女学院、聖母・・・。
女子校も人口規模から考えると多く、先述の学校以外にも京都女子、光華女子、華頂、橘、同志社女子・・・。

あと『祇園祭』の山鉾の懸装品、見送りや前掛けはペルシャやヨーロッパの織物や染織品が多く、伝統の祭事に舶来ものをふんだんに活用する先進性は京都の特徴といえます。

ラーメンや、清水焼&京焼。
この二つを並べるのは奇異かもしれませんが、京都は決まった型がないことで知られます。
ラーメンなら、鶏がら、煮干し、豚骨、味噌、牛スープ。
焼き物なら、伊万里や古九谷のような派手な才色、呉須の染付、乾山手の素朴さ、ベトナム由来の交趾焼・・・すべてが京都にはあります。
いいと思ったものは無意識に取り入れる柔軟さも京都の伝統の底力なのかもしれません。

京都駅から望む駅前交差点
そのような地域性は街づくりにも表れています。
左記の写真は昭和34年の京都駅から見た烏丸通の風景です。
現在、京都タワーが建っているところには、旧京都市中央郵便局があります(現在は京都駅西側に移転)。
京都タワーは1964年、東京オリンピック開催年の12月末に開業しています。内陸部のタワーは珍しく、賛否両論ある姿も特徴的です。
旧中央郵便局の奥には、丸物百貨店があります。
現在は近鉄百貨店、プラッツ近鉄を経て取り壊され、ヨドバシカメラになっています。
もともと『京都物産館』というお土産品専用の施設があり、〇に『物』の屋号を用いたため、『丸物』と呼ばれました。
私の家と丸物さんとは市電であっという間でしたから、幼稚園から小学生低学年ぐらいまではデパートと云えば丸物でした。
大丸さんや高島屋さんが京都では老舗ですが、四条や河原町なので当時の私には遠すぎたようです。
市電も映っています。京都の市電は1895年(明治28年)に日本初の電気路面電車として開業し、1978年(昭和53年)に完全廃止されました。
琵琶湖疎水を利用した水力発電で運用され、現在なら再生可能動力としてもっと評価されたかもしれません。
モータリゼーションの高まりで、狭い京都の車道では自動車との共存が困難になり、その地位を市バスに譲りました。
本書『写真で綴る京都市の100年』には、市電から市バスへの移行期の写真も多く、両者の共存写真も数多く見受けられます。
耐久性が高い京都市電車両は、広島や神戸、熊本、満州にも譲渡され、長く活躍したそうです。
1枚の写真からでも、多くが語れる、これがこの本の魅力です。
ノスタルジーだけではなく、何がどのように変遷したか、何を失い、何を得て来たのか。
私たちの日々の営みが、連続した毎日の末の『今』であることを実感し、楽しめる1冊になると思います。
ご家庭だけでなく、地域の公民館や学校図書館などにもオススメの作品です。ご予約、お待ちしております!
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