観光都市・京都のオーバーツーリズム。今、SNSには
「市バスへの、大きなキャリーケースの持込乗車を拒否してほしい」
という声が溢れています。

市バスは、昭和50年代中頃から市電廃止の代替として、京都市全体に広がっていきました。
通勤、通学、通院・・・
運賃が現在でも230円と安いことも魅力で、1973年~2004円までは70歳以上の老人には無料のフリーパスが配布されていました
(コロナ期の収入激減もあり現在は有料化。所得により年間9,000円~45,000円の負担)。
しかしコロナ後の観光客の急増、特に円安の影響を受けての低所得の観光客増加が大きな歪をもたらしました。
コロナ前の海外観光客は、移動はタクシー利用が多く、一流ホテル滞在がメインでした。
しかし申し上げにくいことながらコロナ後は、公的交通機関を使用するお客さまが増加。
定員70人のバスに140人以上が乗車し、一般住民の積み残しが目立つようになりました。
また、荷物を預けられない民泊や一時休憩所(サウナ、漫画喫茶など)に宿泊する方も増え、キャリーバッグがバス内を占領。
高齢者を中心に「乗れない」「降りられない」という苦情が増加しました。
定員オーバーや持込荷物の増加が、急停車や急発進発生時の被害増加に直結するのは言うまでもありません。
京都市では、臨時バスや観光特急バスの導入や、地下鉄利用への誘導、『ハンズフリー京都』の推進などで事態の好転をめざしますが、現時点では十分な成果は出ていないようです。
古都である京都は、埋蔵文化財が多く、地下鉄拡張が困難なことも背景にあるかもしれません。
今後、荷物の持込制限や、特別料金の負担などで問題解決を図ることとなるでしょうが、京都住民の一人としては、市バスの主客は本来、京都市民であるということを前提に、観光客にもご利用戴けるシステムを模索して戴ければ、と考えています。
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京福電鉄 嵐電 & 叡電
京福電鉄は、一説には京都と福井を繋ぐことを目標に発足したと云われます。
(福井県永平寺さま付近にも京福電鉄という会社があります)。
この嵐山線=通称・嵐電と、叡山線=通称・叡電は電車好きならずともお薦めしたい。
▷ 嵐山線(嵐電)
歴史を感じる電車です。
酒の神さまを祀る松尾大社、映画村や弥勒菩薩の広隆寺がある太秦、芸能の神様を祀る車折神社。天竜寺や渡月橋の嵐山などへ続きます。
▷ 叡山線(叡電)
出町柳から比叡山ケーブルの乗降口へ続く線です。川床で有名な貴船にも叡山線がオススメです。
『紅葉のトンネル』をはじめ、とても美しい風景が楽しめます。
『観光列車ひえい』や『展望列車きらら』での移動を、特にオススメ!







