新米高すぎ!主食変更か!?

米からひやむぎへ つれづれなるままに
米からひやむぎへ

相も変わらずお米ネタです。
結論!ご飯大好きな私ですが、脱コメ食生活へ移行します。

2025年度新米が流通し始めましたが、販売価格は過去最高水準。
高知県産『よさこい美人』が5kg/7,800円、福井県産『コシヒカリ』が6,450円。
調べてみると標準米の全国平均が4,300円~4,400円だといいます。
来年は備蓄米放出はほぼ期待できません。適正備蓄量100万トンのうち9割を今年放出。
残り10万トンは災害時のための最低限の備蓄になります。
最早、2025年秋から来年の新米までは異常な高値が続くと思われます。

原因としては次のようなことが挙げられています。

1.猛暑・集中豪雨による収穫量減少
2.農業資材・燃料費の高騰
3.円安による輸入コスト上昇
4.JAの概算金引き上げと業者間の買い付け競争

テレビマスコミでは、1~3が大きな理由として考えられているそうです。
勉強不足だからと思いますが、重層化した流通経路と4の買付競争が本当の原因のように、私は感じます。
もともと米価が低かった、1と2の猛暑や集中豪雨による収穫不足、資材や燃料費の高騰、これらは少なからず事実でしょう。<
しかしそれが主原因なら、農家から米や野菜を直納品するチェーン店の値上げももっと大きいはずです。
3の円安云々は肥料や資材は兎も角、米価への直接の影響はないでしょう。
トランプじゃないですが、輸入量そのものが少ないのだから。
『こんな理由もある』を殊更大きく取り上げ、本来の理由を打ち消す、これはマスコミの常套手段です。

今後、米価が高留まれば、遅かれ早かれ、海外米が流入します。
今は自主流通米や、農家からエンドユーザーへの直接販売も盛んです。
今回の備蓄米販売で味を占めた流通業者もコメ販売に乗り出すかもしれません。
彼らは国産米やJA/全農経由の流通には拘りません。いつまでもJA/全農の価格統制が続かないでしょう。

そんなわけでここ数年は米価は、店によって、品種によって、産地によって、まちまちの状態になる可能性があります。

ということで、我が家は、主食の一部変更を決定しました(^^)
春雨を含む麺類や、じゃがいもなど芋類の大量採用。
米は好きなので全く食べないのは辛いですので、日に一食程度。
春雨やそーめんは美味しいのですが、いかんせん腹持ちが悪いです。
すぐにお腹が減ります。

そこで注目しているのが『ひやむぎ』。
実は『ひやむぎ』『うどん』『そうめん』には明確な違いが存在します。
太さです。

そうめんは直径1.3mm未満。庖丁切は難しいので、油を塗って細く伸ばします。
つるっと軽い喉越しが特徴です。
うどんは直径1.7㎜以上。延ばして庖丁で切ります。
ご存知の通り、コシがあってモチモチ食感。
腹持ちがいい上、焼いてよし、冷やしてよし、熱いぶっかけもなかなか。
茶わん蒸しの下にうどんを隠す小田巻蒸など料理のレパートリーも豊富です。
ひやむぎはこの中間。直径は1.3mm~1.7mm未満。そうめんより少し太く、食べ応えあり。
原則は冷やして食べるがあたたかい麵にして『熱麦』というのも乙。
料理法は・・・まぁほぼそうめんと同じみたい。
調べてみると『ひやむぎの梅しそ冷やし』『ひやむぎのサラダ仕立て』『冷やしカレーひやむぎ』『ごまだれ冷やしひやむぎ』なんかが紹介されていました。
まぁカレー味以外はそうめんでもよくやりますね。
ただ太い分、たれやつゆの味が強くても負けないので、カレーとか胡麻だれにはそうめんより合いそうです。
ひやむぎ イラスト

ひやむぎ イラスト

ちなみに私の今日の昼は『ひやむぎ』!
写真撮るつもりでこの原稿書いたのですが、気がつくと食べてしまってました(T_T)
ということでイラストで代用です・・・グッスン・・・

それにしてもお米!
この調子でいくと、日本人の主食の座を奪われるかもしれませんね!?