京都は今日も昨日も一昨日も・・・1か月前も酷暑が続いています。
夏休みは例年、ボランティアで有志での夜間パトロールをしています。
メンバーにはご高齢の方もおられます。
倒れる人などが出たら責任の取りようがない、二度とできなくなる可能性もあります。
共に活動する団体の意見を採用し、熱中症警戒アラート発表時は中止ということにしました。
ところが!現実が度を越していました。
夏休みに入ってから熱中賞警戒アラートが発表されない日などほとんどない。
未発表日は大抵、大雨警報が出ています。
結果、今年の夜間パトロールはほぼ無活動となってしまいました。
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測される際に、環境省と気象庁が共同発表する注意喚起情報です。
対象日の前日17時頃に発表されますが、緊急時には対象日当日の午前5時ごろに追加発表される場合もあります。
下記から確認できます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php
熱中症警戒アラートは暑さ指数(WBGT)が33以上と予測される地域に発表されます。
35以上になると「更なる危険」を示す熱中症特別警戒アラートが発表されます。
暑さ指数は、気温・湿度・日射・風などを総合的に判断するそうですが、難しいことはよくわからないので、興味のある方は上記ページを読み込んでください。
対応としては下記のことが呼びかけられています。
• 外出を控え、涼しい室内で過ごす
• エアコンや扇風機を適切に使用する
• こまめな水分・塩分補給をする(のどが渇く前に)
• 高齢者や子どもなど、熱中症リスクが高い人に声かけをする
で、前置きが非常に!長くなりましたが、『犬の散歩』です。

先日、交差点で信号待ちしていると、通り過ぎる真っ赤な車の窓が開きました。
通貨の際に、なんかいかついおっちゃんが叫びます。
「おい! 犬の散歩やめぇー! 動物虐待やぞぉー」
もう一瞬の出来事で、だいたい今日は犬連れてへんし、なんのこっちゃろと思ってると、ちょうど右斜め後方で初老の男性が苦虫を噛み潰したように、赤い車を見送っておられます。
彼の足元には確かに小さな犬がチョコンと座っております。
チワワかな?
近頃はやりの毛の長いチワワ、ロングコートチワワってやつです。
言葉は汚いですし、あの人相とあの派手な車で『動物虐待』と非難されてもなんか???ではありますが、仰っていることは確かに正しい。
座高の低い小型犬の場合、照り返しも含め、身体が受けるダメージは人間である私たちのの比ではありません。
毛の長いタイプですので熱も籠りやすいかもしれません。
私の家でも一匹いるのですが、散歩から帰ってきてなでてやると、毛の隙間にすごく暑さを感じることがあります。
その上、昔と違い今のペットは長生きしてくれます。
犬は昔は10年生きれば幸せ、でしたが今のワンちゃんは14年程度は当たり前。
年をとれば、気候変化に対応しきれないのは、人間も犬も同じことだと思います。
チワワのおじさんのもムカッとされたでしょうが、帰られたら、口は悪いが教えてくれたんだなと思われるかもしれません。
犬や猫は口が聞けない分、私たちが思いやってやるしかほかに道はないのかもしれません。
暑い日が続くと、イライラ感も募り、いつもは気づくことも気づかなくなることが増えてきます。
どんな正しいことを言っても伝わらなければ意味がない、
スマートに生きてる「ふり」をしても「ふり」だになることもある。
いずれも明日の私の姿になりそうです。
くわばら、くわばら。気をつけねばなりません。



