全国区でお盆休みに入りましたが、今夏は毎日、熱中症警戒アラートか大雨警報が発令される有様。
店を開いていても、例年より少し閑な感じがします。
出来損ないの蜘蛛のようにただボケーッとお客さまをお待ちするのも芸がない。
ということで、積み上がったCDの整理をすることに。
ふと聴いたのがミレニアムの頃よく聴いていたルパン三世のジャズ・バージョン。
ジャズピアニストで作曲家でもある大野雄二氏が『ルパン三世のテーマ』を担当したことはよく知られていますが、実は彼がルパンに関わったのは、1977年の第2シーズン=赤ジャケットのルパンから。
ただ第1シーズン担当の山下毅雄氏がジャズやボザノヴァを基調にしたアーバン・サウンドで作られており、そのイメージを崩すことなく、フュージョンを基調に軽快でスマート、でもなんか危険な香りを漂わせた『ルパン三世のテーマ』が出来上がったと云われています。
1978年、1979年のの映画『カリオストロの城』、1980年にマイナー・チェンジを敢行し、第3シリーズでも音楽を担当されたことで、ルパン三世の音楽=大野雄二というイメージを多くの方が持っておられるようです。
ピアノ、ウッドベース、ドラムスの編成ですが、状況に応じて、テナーサックスやパーカッション、ヴォーカリスト、ギターなども参加されます。
すでにシリーズは全13枚制作(シリーズが異なる作品はもっとあり!)。
中盤以降は必ずしも『ルパン三世』に拘らず、『枯葉』や『煙が目に染みる』、ビートルズやビリー・ジョエル楽曲などもジャズ・アレンジで収録されています。
つまり、このシリーズのコンセプトは、『ルパン三世』の音楽をよりジャズっぽい音色で聴くことではなく、『ジャズ初心者でも、ジャズ通の人でも、ジャズを楽しんでもらえること』。
『ルパン三世』の音楽や、耳なじみのある楽曲を取り上げることで入り口を大きくし、一流のジャズ・キャッツがフュージョンやファンク、ラテン、ロック、ディスコなどを取り込んだニューアレンジで奏でる。
そこに価値を求めたシリーズでした。

大人のBGMをお探しのあなた、ぜひ一度聴いてみてください。
できれば夜。
日本酒より洋酒、ウイスキー、ブランディー、ワインなんかがよく合うかな。
つまみはスルメや蛸頭は×! ナッツ類か小さなチョコレートが似合います。
ワイワイガヤガヤではなく一人か、大切な人を脇にいてもらって・・・なんてのが絵になりそうです。
あなたの大切な時間を演出してくれる極上のBGMになると思います。







