今回は音楽とは全く関係ないお米ネタ。
自宅近くのスーパー。価格が手ごろで、野菜もまぁまぁのものが並ぶ印象があり、時折利用させて戴いている。
当初、備蓄米が並んだ折はあっという間に売り切れていた。

が、しかし!ここ1カ月、備蓄米が売り切れない。
銘柄米もどんどん山積みになっている。
価格も、銘柄米5kgで3,000円代後半から4000円台前半が多いが、3000円台前半もけっこうある。
一時期の米不足なんてどこいった状態だ。

あふれかえる備蓄米
数か月前までテレビマスコミは連日、米価高騰の原因追及をしていたが、7月以降は一切話題にしなくなった。
もちろんこのまま米価がそれなりの価格で安定してくれれば問題ない。
しかし今秋収穫されるコメについて、農家からの買取価格は既に高値で契約済らしいし、備蓄米はほとんど残っていない。
トランプのコメ輸入要請を備蓄米の補充に割り当てる、ことも却下のようだ。
となると、今秋以降は米価は高値留まりすると思われるが、どうするのだろうか?
原因追及を取りやめる直前、テレビではやたら農家の生活が立ち行かない、と言っていた。
確かに事実だろうが、現実問題として、海外と日本の米価の違いはけっこう大きい。
2025年6月のデータでは、日本と海外の米価は下記のようになっている。
↓
【韓国 5kg】 3,600 ~ 4,200円 ジャポニカ米
【中国 5kg】 1,320 ~ 1,540円 ジャポニカ米/インディカ米
【台湾 5kg】 1,700 ~ 1,950円 ジャポニカ米
【タイ 5kg】 780 ~ 950円 インディカ米
【ベトナム 5kg】 210円 インディカ米
【アメリカ 5kg】1,280円 ~ 1,920円 ジャポニカ米/ジャバニカ米
【イギリス 5kg】 1,400円 長粒種(主に輸入)
【フランス 5kg】 2,250円 長粒種(主に輸入)
【インド 5kg】 570 ~ 760円 バスマティ米

売れない銘柄米
品質や品種の違いはもちろんあるにしろ、日本と韓国の値段の高さの際立っている。
日本が長年標榜している貿易自由化を本気で促進すれば、残念ながら日本のコメ農家さんはすでに詰んでいる。
この表を単純に眺めれば、トランプ大統領が日本のコメ輸入制限を非難する気持ちもわからんでもない。
長い目で見れば、遅かれ早かれ日本のコメ農家さんは役割を終えるだろう。
私のように農家のことを何もわからないものがいっても詮無いことかもしれないが、今回の米価高騰の原因追及と対策はきちんとなされるべきだろう。
収穫量そのものの問題か、
流通経路で中間マージンの過剰搾取や出荷制限があったのか、
農水省と農協によるコメ農家の経営指導が誤っていたのか、
プロが見れば本当の理由はすでに出ているのではないだろうか?
正しい情報を面に出すかは別として、当事者たちの問題把握は必須ではないだろうか?
大変とは思うが、今を繕うのではなく未来に希望が持てるコメ政策をしていただければ、と思う次第だ。


