大好きな浜省(浜田省吾)のひさしぶりのシングル『Period of Blue 1990』が発売。
1990年に録音された音源をそのまま使用しつつ、新たな息吹を与えたと話題の楽曲だ。
名盤『誰がために鐘が鳴る』と同時期に吹き込まれたが、同アルバムには収録されず、お蔵入りになっていた。
都会のビルディング。
昨晩は俺の誕生日パーティーだったけど、デスクで一晩過ごした。
大学時代からずっと走り続けて来たけど、一体ゴールラインはどこだろうか?
俺の物語はまだ書きかけで、いまだに迷いながら書き続けている。
ピリオドはいったいどこだろうか・・・。
そんな歌だろうか。
1990年の浜田省吾は、父を失い、創作の停滞にも襲われていた。
そんな中で書かれた『Period of Blue』には彼の疲れと、それでも歩き続ける想いが感じられる。
このテーマは『誰がために鐘が鳴る』にも見受けられ、この時期の浜田省吾自身のテーマでもあったようだ。
今回、当時と同じ梁邦彦氏が編曲を担当。
2025年の浜田省吾のバッキングボーカルを重ねることで、過去と現在の浜省のコラボレーションを実現させた。
このシングルのもう一つの魅力がカップリング曲『ギターケースの中の僕』だ。
『ギターケースの中の僕』は、浜田省吾が音楽プロデューサーを務めるシンガーソングライター・中嶋ユキノが2021年に発表した曲で、2021年12月からほぼ2ヵ月間、NHK『みんなのうた』でも放送された。
浜田省吾はこの曲の歌詞とメロディーを共同制作し、バックコーラスとしても参加した。
中嶋ユキノの柔らかく透明感のある、けれど聴く人に語り掛けるようなヴォーカル、それに低音でノルタルジーを呼び起こす浜田の歌が重なることで、
過去を捨て去るのではなく、時折思い出しつつ、一歩一歩歩んでいく
・・・そんな力強いメッセージを詰め込んだ1曲だ。
浜田省吾は「この曲が好きだ」と公言してはばからず、今回のカップリングも彼自身の強い要望で実現したという。
「未来を生きる僕が どんな自分になっていても 足跡が消えることはないから」
「未来を生きる僕が どんな自分になってるだろう? 今よりも強くなってたいな」
今、僕らがそれぞれの夢や希望を抱いて歩いている道は、間違ってたり、回り道かもしれないけど、ちゃんと足跡は残る。
どんな自分になってても、それをちゃんと受け止めて、自分の歩いてきた道なんだ、って云えるようにしなきゃ・・・
もう叔父さんになっちゃったけど、それでもそうありたい。

歌って不思議なもんで、突然、年齢が若返ってしまう。
私みたいな人生折り返し地点もとうに過ぎた人間がこんな青臭い文章を書くと、
「バッカじゃねぇーの!」っていう人がほとんどだろう。
それでも、こういう歌を聴くと、明日死んでも
『これが今の俺だよ』って言える自分でいたいと思ってしまう。
まぁ正直、今どきCD屋なんかしてるのもけっこう伊達と酔狂の産物だ。
酔狂ついでに永遠の未熟者ってことで笑ってもらえればいいのかな(^^;






