なぜお酒は水分補給にならないの!?

なぜお酒は水分補給にならないの? 時事放談 -世間色々-
お酒は水分補給にならない!

異常な暑さの2025年。テレビでも熱中症や脱水症状への注意を則す番組が増えている。
「アルコール飲料は水分補給になりません!」
とよく言われるが、???と思う方はおられないだろうか?

ビールだって、日本酒だって明らかに液体だし、ウイスキーなんてほとんど水だ。
酎ハイだって、ほぼ炭酸水。
私の中高時代には「炭酸水を飲みすぎると骨が解ける」「コカ・コーラはラリる」などと噂が立ったが、実際にコカインを配合していたコカ・コーラは兎も角(今は含まれていません)、炭酸水は全くのデマだった。

しかしである!
「アルコール飲料は水分補給になりません!」は残念ながら事実のようだ。


アルコールには抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌を抑制する効果がある。
そのため、ビールなどに含まれる水分を、腎臓が再吸収せず、かえって飲んだ以上の水分が尿として排出されるという。
調べてみると、ビール1リットルで1.1リットルの水分が排出されるという統計が見つかった。

さらに、アルコールは最終的には肝臓で二酸化炭素と水分に分解されるのだが、この分解を扶ける酵素を働かすために体内の水分が消費されるらしい。
排出と消費、二重の消費で体内水分を失うわけだ。

アラブに多いイスラム教徒は戒律でお酒を飲まれないが、これも実のところ、暑く水分が大切な砂漠で命を長らえるための人々の智慧なのかもしれない。
アッラー神がお決めになったハラーム(禁忌)とすることで、酒の楽しみと引き換えに失われるかもしれない命を守っていたのだろう。

若いとき、「酒の席でウイスキーをロックやストレートで飲むときは、必ずチェイサー(水)をつけろよ」と先輩に言われたことがある。
カッコつけや飲みのルールだと思い込んでいたが、ちゃんと意味のあることだった。
不思議なもので、きつい酒を飲んだ後の、水の味わいがなんか清々しくて、チェイサーを飲んでいたが、ずいぶん私の肝臓はあの水たちに救われていたらしい。

ちなみにチェイサーの水がまずい店は、水割りや料理もまずいことが多いです。
チェイサーの旨さを感じない鈍感な店では水が臭かったり、変な匂いがしても、あまり気にしないので、飲食物すべてが鈍感な味になるようですよ。

冷たい味噌汁にご飯を入れた猫まんま

冷やし味噌汁の猫まんま

夏の暑さ対策に、オススメの飲料としてはスポーツドリンク味噌汁が挙げられていた。
どちらもしょっぱい。
これらの飲料はナトリウムやカリウム、クロールなど電解質が多く含まれており、細胞内の浸透圧を一定に保つことで、体内の水分バランスを調整するそうだ。
5月の入院以来、嫁さんに叱られるのが怖くて止めているのだが、実は冷たい味噌汁にご飯を入れて食べるのがけっこう好きだ。
暑い味噌汁ではなく冷たい味噌汁、というところがポイントで、お行儀が悪いうえに貧乏くさいが・・・次回、嫁が里帰りしたときにでも、久しぶりにこっそりやってみようかと思っている。