祇園祭・後祭について

祇園祭について 身近な仏教&京都の習わし
祇園祭物語

7月20日から7月24日まで、祇園祭は後祭を迎えます。
後祭の簡単な流れは下記の通りです。

7月20日(日)
■ 後祭・山鉾曳き初め
■ 後祭・ちまき販売
■ 後祭・御朱印集め(各山鉾町で御朱印授)
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7月21日(月・祝)
■ 後祭・宵々々山(駒形提灯点灯・屏風祭)
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7月22日(火)
■ 後祭・宵々山
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7月23日(水)
■ 後祭・宵山
■ 琵琶奉納・煎茶献茶祭(八坂大社)
■ 日和神楽奉納(晴天祈願/四条御旅所)
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7月24日(木)
■ 後祭・山鉾巡行(午前9時30分出発)
■ 花傘巡行(舞妓/芸妓/稚児参加)
■ 還幸祭

祭事のポイントはもちろん『還幸祭』です。
四条御旅所に降りてきてくださっていた神さま(素戔嗚尊ほか/こちらを参照)が八坂大社/氏子町へお戻りになる。
その神輿渡御の露払い(先導)を果たすのが、後祭の山鉾巡行の役割となります。

少し年配の方はご存じかもしれません。
祇園祭の山鉾巡行は2014年までは1回だけでした。
1966年に市内の交通事情や警備問題、観光事業の活性化を理由に、前祭に後祭を統合するよう、京都市長・高山義三氏らの指導があったと記録されています。
最終的には、八坂大社、山鉾連合会とも協議の上の決定だったようですが、一部、後祭の山鉾町には不満が残り、鈴鹿山や役行者山は巡行への参加を拒否したそうです。
記憶が定かでないのですが、役行者山は護摩焚供養などもされるそうなので、スケジュール問題もあったのかもしれません。
ちなみに先の日程に記載がある24日の『花傘巡行』はこのとき新しく追加された新行事でした。
1960年はモータリゼーションが進み、高度経済成長の真っただ中。経済活性化と交通整備が、文化の継承や心の癒しより優先された時代だったのかもしれません。

さてさて現在の祇園祭・後祭。
もともと賑やかで派手な前祭に比べ、落ち着いた風情や静謐な雰囲気が魅力です。
2014年の復活後も露店なし・歩行者天国なしで、祇園囃子と提灯の灯りが静かに響く・・・そんな祭りになっています。
山鉾のライトアップは有名で、特に『南観音山』『橋弁慶山』は幻想的で見ごたえがある、といくつかのサイトでも紹介されています。
各町内の会所では、懸装品や御神体人形が飾られ、解説パネル展示もあります。お茶席等が設けられるところも多いです。
前祭にもあるのですが、近年は観光客が多く、申し上げにくいですが「祭=騒ぐ」という方も多い為、ゆっくり楽しめないこともあります。
京都の夜を楽しみながら、ゆったりと風情を楽しみたい方には後祭の方が気に入っていただけるかもしれません。

最後に!
今年の京都はやたら蒸し蒸し暑いです。
日傘、帽子、水分補給のドリンクなどにも配慮して、お祭りを楽しんで戴ければと思います。



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