競技かるたドラマ『ちはやふる』百人一首の世界

百人一首・競技かるた ドラマ復活! ドラマ/映画
百人一首・競技かるた

毎週水曜日・午後10時。
ドラマ『ちはやふる-めぐり-』が始まった。

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映画版 ちはやふる

広瀬すず主演で2016年に公開され、大ヒットした映画『ちはやふる』の10年後を描いた作品だ。
『ちはやふる』の原作は、末次由紀の漫画で累計発行部数2900万部、『百人一首』を用いた競技カルタに青春をかけた綾瀬千早たちの青春群像物語。
青春をかけた、などと書いても、もちろんそれ以外は見向きもしないとはいかない。
恋もすれば挫折もするし、嫉妬もすれば、不満だって出てくる・・・等身大のキャラが描かれ、人気を博した。
映画版では、広瀬すずはじめ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、松岡茉優、矢本悠馬、森永悠希、清原果耶・・・など今や日本のドラマに欠かせない人気俳優たちが出演している。

物語は、梅園高校かるた部の幽霊部員、高校2年生の藍沢めぐる(當真あみ)が、突然、競技カルタの試合に参加させられたところから始まる。
一度も競技カルタを経験したことがないめぐるは、競技カルタの独特のルールや、参加選手たちの意外な熱量にびっくりするが、敗れて引退する先輩たちの悔しさより満足感を感じる涙に自分にはない違和感を覚える。
その後、大幅に人数が減った梅園高校かるた部では、部成立に必要な人数を揃えようと入部勧誘をはじめ、めぐるはそれにも狩りだされるのだが・・・。

というような流れだ。このオープニングシーンで既に、先の映画を見た人にはくすぐりポイントが2つ入る。
一つ目、梅園高校かるた部の顧問の先生が、大江奏(上白石萌音)であること。
二つ目、競技カルタを全く知らないめぐると試合をするイケメン・折江懸心(藤原大祐)の所属が瑞沢高校かるた部であること。
大江奏は映画版で広瀬すず演じる綾瀬千早のチームメイト、古典オタクの呉服屋の娘。
まだあどけないコロンコロンした印象の上白石萌音さんが演じた役だ。
瑞沢高校かるた部は、10年前、千早や奏が創部したクラブだ。
10年間、千早たちが作ったクラブは後輩たちに引き継がれ、今や地域を代表する強豪になっている。
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競技かるたは『小倉百人一首』を使った対戦型のスポーツ(スポーツに分類!)で『畳の上の格闘技』と呼ばれる。記憶力・瞬発力・集中力が試され、特に最後の1枚で勝負が決まる通称『運命戦』では極度の緊張感を強いられる。
基本的な流れは下記の通り。
私自身は、競技カルタを体験したことがないので、詳しくはこちらをご覧あれ。

1.準備
 ・百人一首の札100枚からランダムに50枚を選択。
 ・25枚ずつ、自陣と敵陣に分けて配置。
2.15分の暗記時間
3.試合開始
 ・ 読手が『上の句』を読み上げ、対応した『下の句』の札を取る。
 ・札を早く正確に取った方がその札を獲得。
 ・敵陣の札を取ったら、ボーナス!
  自陣の札を1枚、敵陣に移すことができる(送り札)
 ・お手つきしたら、相手から1枚、送り札をされる。
4.勝敗の決定
 ・自陣の札がすべてなくなった方が勝者。

まだ始まったばかりのドラマなので、はっきりは云えないが、たぶんテーマは『何かに熱中し、真正面から取り組む大切さ』なのかな、と思う。
タイパ(タイム・パフォーマンス)が重要視される世相ではあるし、それは確かに重要なことなのだが、所詮、多くの人間は経験でしか進歩できないし、確信が持てないのかもしれない。
タイパを追求することで、失ったものや、出会い損ねたもの、体感できなかったこともたくさんあるのかもしれない。

『ちはやふる-めぐり-』では、後々、広瀬すずはじめ、映画の他の登場人物も出演される見込みとのこと。
10年前、競技カルタに熱中し、大切な3年間を費やした彼らがどんな今を生きているか、楽しみでもある。


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