先週、買っておいた『備蓄米』がいよいよ食卓に並ぶときがきた。
巷では賛否両論渦巻く『備蓄米』だ。
私は某安売り系食品スーパーで『大盤振米』と名付けられているのを買った。
表面には堂々と備蓄米と記載されている。値段は1,780円。税込だったと思う。食べてみる。
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ふつうに美味しい \(^o^)/
まあ、もともと微妙な味が食べわけられるほど、鋭敏な舌でもない。
それでも、台湾の屋台で食ったご飯は変な香りがしたと思ったし、親戚の家のご飯は水の入れ過ぎだとは思った。
その程度の味覚だ。

妻は「前に食べていた分より美味しい」と言っている。
前に食べていたコメというのは、店頭小売のほとんどが5kgで4,000~4,600円ぐらいだったとき、3,440円ほどで買ったコメだ。
「安かったし買ってみたぁー!」と嬉しそうにはしゃぐ私に、妻は冷たく「安物買いの銭失い!!!」と言い放ったものだ。
その妻がこの備蓄米はけっこう満足している。
彼女によると、今回炊くに当たって、1回めは水分を多めにして圧力鍋を使ったそうだ。
ただ圧力鍋には保温機能がないので、2回目は炊飯器に変更。妻曰く圧力鍋には敵わないがこれでも十分美味しい、とのこと。
ちなみに私はというと、いずれも美味しく戴いた。
「ご飯だけは美味しいものを食べたい」という母にも、試しでお裾分けした。1日目は「十分、美味しい」と言っていたが、3日目には「やっぱりなんか味がない気がする」とのことだった。
うちの家族では概ね、備蓄米の評判は悪くなく、価格を考えればOKとの印象だ。
臭くて食えない、人間向きではない、硬い、などなど。
まぁでも、もともと古古米とわかっているから、水分は大目にしたり、研いだとすぐに炊かず少し寝かせたらいいし、匂いは日本酒などを少し入れると消えると、テレビやネット記事にも云われている。
彼らがそうしたかどうか不明だ。
ちなみに我が家では、前述のとおり水分多めと研いだあと少し寝かすは実施。
日本酒は入れていない。
それでも、異臭は全く感じなかった。
殆どの方が購入場所を明らかにされていないが、不満を持ってる人には雑貨系スーパーで買われた方が多いようだ。
自分で得た情報じゃないので、チェーン名は書かないが、通常は化粧品や便利グッズを買う店で、おやつや酒ならともかく、生鮮食料品を買うイメージはない。
一度、弁当を購入したが、私の口には合わなかった。
もしかすると精米の方法や、コメを入れる袋などが違うのだろうか?
心理的に、店舗イメージなども、食後の感想に影響を与えているかもしれない。
残念なことにその後、スーパーの近くを寄るたびに備蓄米の有無を確認するが、一向に『再会』は果たせない。
貴重な5kg。
工夫をして、できるだけ美味しく長く楽しもう、と妻と言い合う日々だ。
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