ずっと真夜中でいいのに。『形』を聴いてみた

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まず驚いたのは歌手名だ。
『ずっと真夜中でいいのに。』
   
  これが歌手名。
通称はZUTOMAYO(ずとまよ)というらしい。

「おっちゃん、ぜったいええし、聴かなあかんで。CD屋やったら、知っとかなあかんで」
若いお客さんに言われて、慌てて聴いた次第だ。


とはいえ、この『形 -Pain Give Form-』という楽曲、確かに何度も聴いてしまう魅力がある。
疾走感と印象的な歌詞、エッ!?どういう意味???と何度も立ち止まるが、立ち止まる一瞬で歌に置いて行かれる感じがする。
YouTubeのコメント欄には、多くの人が歌詞や楽曲に対する書き込みをしてるので、たぶんこの人たちは何かしら歌手=『ずっと真夜中でいいのに。』のACAねのメッセージを感じているか、受け取っていると思う。
悔しいけど、私にはまだよくわからない。
MVのアニメから、感情の揺らぎとアイデンテティーがテーマと感じるが、感想としては「なんかええ!」のレベルで留まっている。
本来、音楽は言葉に置き換える必要はない。
ただ感じればいいとわかっているが、なんとか言語化しようとするのは、私がオールドタイプである所以だ。

この『形』という曲は、長澤まさみ主演のホラー映画『ドールハウス』の主題歌らしい。
5歳の長女を事故で亡くした母親(長澤まさみ)と夫(瀬戸康史)は娘そっくりの人形を見つけ、人形に愛情を注ぐことで元気を取り戻す。
その後、次女が生まれ、人形に見向きもしなくなるが、次女が長女が死んだ5歳となり、人形と遊び始めると奇妙な出来事が次々と起こるようになる。
人形を手放そうとしても、捨てても、供養に出しても、必ず舞い戻ってくる。
夫婦は人形に隠された秘密を探るのですが・・・というような話です。
ジャパニーズ・ホラーは本当に怖いので見てないのですが、見るとこの『形』ももっとくっきりと感じられるのかもしれません。

レビューにもならないご紹介ですいません。
でもあなたなら聴いてみれば、私よりもっとくっきりと歌を感じ取れるかもしれません。
ぜひ一度お聴きください。